読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

のべつまくなし

哲学と人生

9時間勉強するための必要条件19個

ライフハック

以下、一覧です。

  1. 糖分を常備する
  2. 時間のスイートスポットを見つける
  3. 良い姿勢を意識する
  4. 血行不良に留意する
  5. 携行品を確認する
  6. 同一科目は長くても3時間
  7. 耳と口と手も使う
  8. 嫌いな科目ほど早期に片付ける
  9. どうしても集中が切れたらテコ入れ
  10. 自分より知的な人の集まる場所で勉強する
  11. 脳は疲れない。疲れるのは身体だと認識する
  12. 楽しくない勉強は何かを間違えている
  13. 問題演習は「8割正解」が理想
  14. ノルマは量的、質的に設定する
  15. (学習初期)一つの達成を重視する
  16. (学習中後期)徹底して理解する。疑問の余地を残さない
  17. 中途半端な場所で中断する
  18. 例外を作らない
  19. 無知の知に至って初めて本当の勉強が始まる

はじめに

細かいことを見ていく前に、長時間勉強するために絶対に満たしたい条件が3つあります。

(i)場所探しを妥協しない

長時間勉強においては少しのストレス蓄積度の違いが命取りになりますから、自分が本当に快適に勉強できる場所を見つけて初めてスタートラインに立ったといえます。

勉強はいかに集中するかではなく、いかに集中できない要素を排除するかにかかっていると考えましょう。場所選びで成否がおよそ決まります。

(ii)勉強することによって果たせる目的がある

確固たる目的であるほど良いです。最終的に思考の質、粘り強さはこの目的を叶える思いの強さに比例します。

(iii)勉強することの価値を自分が確信している

「勉強して何になるんだろう…」などと考えながら勉強をしたところで成長が見込めないのは明白です。この確信に至るためには、勉強の対象となる分野についての情報収集がある程度必要になってくるでしょう。

以上を踏まえた上で見ていきますが、もうこの3点さえ満たしてしまえば9時間勉強は達成したようなものです。

1.糖分を常備する

脳のエネルギー不足は頭の回転の低下に直結しますから、チョコや飴などの糖分を常備して、作業効率の低下を感じたらすぐに食べられるようにしておきます。

また、多少の空腹感なら糖分を摂ることでなくせます。空腹感というのはそろそろ体のエネルギーが不足傾向になりますよ、程度の弱いサインですから、勉強が軌道に乗っているときには、糖分によって意識から追い出します。

糖分ではないですが、空腹感に対してはガムも有効です。

2.時間のスイートスポットを見つける

人によって集中できる時間帯は異なります。9〜18時の9時間が良いか、12〜21時の9時間が良いか。試行を重ねて、自分のライフスタイル、精神、勉強場所の環境に適した時間帯に勉強するようにします。

3.良い姿勢を意識する

9時間連続で勉強しようとしたとき、一番ネックになるのが肩こりです。良い姿勢を保つことで、肩こりを最小限に留める必要があります。

良い姿勢については以下の3点を心がけると良いです。

  • 骨盤を立てる(おへそを前に突き出すようにし、お尻の下の方で座るイメージです。すると背筋が伸びます)
  • 顎を引いて首の前傾しすぎを避ける
  • 胸をひらく

4.血行不良に留意する

少しでも身体の疲れを感じてきたら、ストレッチをすることで凝りへの進行を防ぎます。トイレ休憩を兼ねて歩きまわっても良いです。その際、遠くを見ることで目の休息も兼ねます。席に戻ったら、伸びをします。体側、背中を意識して伸ばします。

また、勉強の最中にも定期的に血行を促進します。まとまった時間をとるとそれが休憩への言い訳になりますから、理想は最後まで体の疲れを感じないことです。

  • 足の指でグーチョキパーを作る
  • 足首を伸ばしたり曲げたりする
  • ふくらはぎをマッサージする
  • 肩/首を回す
  • 眼球をぐるぐる回す
  • 強くまばたきをする

5.携行品を確認する

家の外で勉強する場合は、ハンカチ、ティッシュ、常備薬など、不測の事態が発生してもその場でそれに対応できる準備をします。当たり前ですが、こういう細かいところまでできるかどうかです。勉強中断、効率性低下の可能性は徹底的に排除します。

6.同一科目は長くても3時間

同じ科目の勉強を長時間することで頭の一部分だけが疲弊するのを避けます。暗記系の科目の次は思考系、アウトプット系の次はインプット系など、使う能力の異なる勉強にメリハリよく切り替えていくことで脳の負荷を分散します。

総合的な能力向上の観点からも有効です。

7.耳と口と手も使う

視覚だけでは9時間保ちません。読み、書き、聴き、話し。異なる学習方法をかわるがわる駆使します。方法は調べるか編み出すかして、事前に準備しておきます。

8.嫌いな科目ほど早期に片付ける

朝一で嫌いな科目と向き合うのは気が引けるところですが、一日の最後を嫌いな科目で締めると、後味が悪く、勉強の成果を過小評価してしまうことになります。

逆に好きな科目の勉強で締めるのが良いです。その一日の勉強が充実していたという印象が、明日への意欲に繋がります。

9.どうしても集中が切れたらテコ入れ

一番きついのは勉強開始から7〜8時間経過後あたりで、この頃になると自制心も判断力も落ちてきます。

この時間帯のために一番大好きな勉強をとっておき、満を持してとりかかります。

最終手段として、10分程度の散歩も認めます。歩きながら理解度を自問します。

10.自分より知的な人の集まる場所で勉強する

人間は長く一緒に居た他人に似ていくという科学的事実があります。周囲にそういった場所があったら物怖じせずに飛び込んでしまいます。

11.脳は疲れない。疲れるのは身体だと認識する

これは思い込みの色濃いですが、思い込みの力は侮れません。脳が疲れたと思ったらひたすら身体に責任転嫁して、ストレッチを行います。いま自分の体のどこが凝っていてどこが凝っていないか隅々まで点検します。

12.楽しくない勉強は何かを間違えている

楽しくない勉強は出来る限りしないようにし、どうすれば楽しくなるのか試行錯誤します。

教材を変えるのはその一案です。教材の特色、難易度は果たして自分に合っているのか。合っていなければ代替するものを探す。合っているのなら、基礎に立ち返る、チャプターを変える、などして体系的な理解への歩みを進めます。

しかし、基本的に好奇心は知識に比例しますから、楽しくなるまで辛抱するという発想も頭の隅に残しておきます。

13.問題演習は「正解率8割」が理想

問題演習は、正解率10割でも正解率5割以下でも時間の無駄です。現在の学習段階にそぐわず簡単すぎる問題、難しすぎる問題は理解の促進に寄与しないからです。

それに対して、丁度よい難易度の問題演習は脳を高度の集中に導きます。

14.ノルマは量的、質的に設定する

タイトルには9時間とありますが、間違っても時間的なノルマを設定して勉強してはいけません。勉強の質が保てなくなります。

「1時間以内に教科書を100ページ進める」「17:00までにこの章の概念を理解する」などが良いノルマ設定の例です。

制限時間を設けるのが肝です。追い詰められるほど力を発揮する脳の性質に後押ししてもらいます。

15.(学習初期)一つの達成を重視する

学びはじめの科目については、興味を維持することをなにより大切にします。せっかく興味を持ったところで、難解な書物に挫折させられては元も子もありません。

初学者として、一つの入門書を読み切る、一つの用語を知る、一つの事例を学ぶ。一つの達成を塵のように積み上げて、目に見える成果が見えてくるのを待ちます。

16.(学習中後期)徹底して理解する。疑問の余地を残さない

規則や事実の丸暗記では、1時間の集中が関の山です。頭を使います。理解しようと奮闘することで初めて世界が開けてきます。

行き詰まったら、基礎の基礎の理解は盤石か、とことん自問します。問題を設定する、極限まで簡略化/抽象化する、体系的な繋がりを見出す、含意/行間を補完する、熟練者の気持ちになって考えてみる、自分の固定観念を特定する、など対象に夢中になることで活路を見出します。

17.中途半端な場所で中断する

本を読みかけるときはページのど真ん中で中断します。こうすることでその本の自分の中での優先度を高めておき、スムーズな再開を期待します。

この中断は、飽きた本と興味津々の本、どちらに対しても有意義に働きかけます。中途半端な中断は鮮明な記憶として残るからです。

18.例外を作らない

一度9時間勉強すると決めた上で8時間しか勉強しなかった自分を許容すると、もう9時間勉強は難しくなります。

例外のある規則に効力はありません。他のどんな規則を破っても、たったひとつ、「一度決めた勉強時間は守る」という規則は守り抜きます。

ただし、あくまで時間は目安であって、設定したノルマの達成度で勉強を評価することは忘れないようにします。

19.無知の知に至って初めて本当の勉強が始まる

自分の知識が乏しいことを知りながらの勉強は苦痛です。どんなに勉強しても勉強してもまるで砂を積み上げる作業に見えてくる段階はやがて訪れます。

しかしそれはむしろ良い兆候です。「自分は知識が豊富だ」などと自惚れている人の知性がたかがしれていることは誰もが知るところです。